はじめまして、PBスタッフの木内淳一と申します。
私はプリントバッグに25年間在籍しておりまして、自分でも長く働いているな~と
思っております。なぜこんなに働けているのかな~と考えた時にバインダーの仕事は
次から次へと色々な製品が出来てきてそれをお客様が手に取ってありがとうございましたと言って頂ける喜びがあるからです。
バインダーの寸法はどのように決めているのか
まず寸法を出す際に確認事項が幾つかありますのでそれを説明させていただきます。
① 中身サイズ(A4かB5かもしくはそれ以外か)
② 本文の厚みは最終的に何ミリになるのか。
③ インデックスが入るのか、リフィールが入るのか。
(リフィールとはペラを入れる袋です)
以上の確認が取れれば寸法は簡単に出せます。
具体例を出しますとA4サイズで本文の厚みが10mm、インデックスは無しの場合、
表紙の高さ(天地305~315㎜)表紙の左右(小口230㎜)背24㎜となります。
そして本題の表紙寸法の出し方ですが・・・
まず、本文が痛まないよう最低でも天4㎜地4㎜ずつ伸ばします。
次に、左右は本文が10㎜の場合、リングの外径が20㎜の金具を使用しますので、リングの外径分左右の巾を足します。
そして背巾は表紙を閉じた時に金具が当たらないよう左右2㎜ずつ広げています。
A4の寸法が297mm×210mmですので、これを計算すると・・・
表紙の高さ:本文297mm+天4mm+地4mm=305mm (310mmが一般的です。)
左右:本文210mm+リング外径20mm
背巾:リング外径20mm+左右各2mm=24mm
このような形になります。
補足ですが、インデックスが入る場合、10㎜飛び出し部分がございますので、左右が240㎜となります。
本文の厚みや表紙の素材、金具の種類が変わってきますと天地は変わりませんが、左右、背巾が変わってきます。ご不明な点がございましたら営業部木内までぜひお問い合わせください。
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